石野カートMシリーズ

第5戦レポート

2008.11.30 in 石野サーキット

AM晴れ/PM晴れ 気温 7℃〜11℃ 湿度 74%〜40

 

 石野カートMシリーズ第5戦のレポートをお伝えします。SSクラスに出場し、参加台数は21台です。

 今回のレースでは、冷静に走り1ヒート1ヒートを大事にすることが目標でした。1週間前の鈴鹿選手権で、勝てるレースを自分のミスで予選ヒートをリタイアし、台無しにしていたからです。

 石野サーキットを走るのは、前日が初めてでした。すぐに慣れて毎セッション速くなり周りの走りなれているドライバーより速いタイムが出せました。

 

 決勝当日は自信をもって挑みました。朝の公式練習の時は前日の夜に降った雨で所々ウエットでした。大体路面は乾いていたので、新品タイヤの皮むきだけで練習を終わるつもりでした。しかしピットから出て行って2周目に1コーナーで勢いよく突っ込みすぎて、クラッシュパッドに激突しました。リアシャフトは曲がり、シートは割れてしまいました。タイムトライアルまでの短い時間の中で修復する為に、同じチームの何人もの方が手伝って頂けました。何とか間に合い、タイムトライアルが始まって数分後にスタート出来ました。手伝って頂いた方々に本当に感謝しています。

少ない周回数でも、とりあえず4番手を取ることが出来ました。

 

 予選ヒートでは、今までと同じ失敗を繰り返さないため、しっかりと気持ちをリラックスさせて走りました。スタートでは4番手をキープ。そして12コーナーで前のカートのインに入り3番手に上がりましたが、その後の1コーナーで抜き返されました。そうして2周目の6コーナーに差しかかった時に、後ろでバトルしていたドライバーが止まりきれずに僕に追突してきました。一気に失速して、トップ3台と大きく離れました。後ろのドライバーも混乱した為、順位を落とさずにすみました。その後は、リラックスして追いかけました。3番手のドライバーを追い抜いて、2番手のドライバーにどんどん追いついていった時にチェッカーが振られました。決勝で十分チャンスがある3番手で終えました。

 

 決勝ヒート前、1番速いのはトップのドライバーと僕ということが、予選ヒートを終えて分かったので、この2台で争うことになると思っていました。スタートは、1回目で決まったと思ったらミススタートの旗が出て、赤旗中断となりました。

その1回目のスタートでトップに連なって2番手に上がった直後に、5番スタートだったドライバーが3コーナーで強引に入ってきていました。5番手のドライバーがすごく気合が入っている事が分かりました。2回目のスタートはうまく決まり、2番手に上がりました。その後、3番手のドライバーと差が開いていたので、トップの後ろで無駄なバトルはせず、後半で2台の戦いにしようとしました。しかしその後、トップのドライバーが全くペースが上がってきませんでした。

8コーナーでトップにつまってしまい、加速が鈍った時に3番手に後ろにつかれ、次の2コーナー進入で抜かれました。このドライバーは、さっきの5番手スタートのドライバーでした。勢いがあったので、トップにも追いついていくと思い、後ろで待ちました。2台でトップに徐々に追いついていきましたが、途中からそのドライバーもペースが上がらなくなって、待っているうちにトップがどんどん逃げていきました。僕は、走りのリズムが前のドライバーと合わず、自分の走りが出来ずにいました。残り3周になり、すでにトップは遠くに行っていたので、2番手にはなろうと思いました。6コーナーで抜きましたが、次の8コーナーで強引にクロスラインで入ってきたので、接触しかけました。僕は立ち上がりでふくらんで失速して抜き返されました。その次の周でしっかり合わせて、最終ラップでもう一度6コーナーで抜き返し、後はおさえて2位でゴールしました。

 

今回の反省は、冷静に考えすぎて積極的に攻めてチャンスを作り出していなかったことです。鈴鹿が終わってから、メンタルトレーニングを始めたので、レース中も冷静に走れ、気持ちは常に落ち着いていましたが、その冷静さで自分の強さや勢いを抑えてしまっていました。スタートで2番手に上がった後、ペースの上がってこないトップをすぐ抜いて、集中して最後まで攻めきるだけで勝てるレースに出来ていたはずです。僕の良いところを抑える必要はありませんでした。

次からは、僕の実力を毎戦出し切ってレースをします。今回も着実に進歩できたレースでした。

来年、FP−Jrで勝てるドライバーになる為これからも進歩し続けます。応援して下さった皆様、スポンサー様、本当にありがとうございました。

 

KART KOZO RACING

林  周平

 

石野カートMシリーズ第5戦 リザルト 

 

 

 

 

Class:SS−エキスパート

 

路面:ドライ


2008/11/30

 

 

タイムトライアル

予選1ヒート

決勝

No.

Driverage

Entrant

Besttime

Time1

Time2

Penalty

Pos.

Delay

Lap 

Pos.

Pt 

Delay

Lap

Pos.

Pt

4

伊藤 仁さん (16)

ぶるーと

37"345

 

 

 

1

  

10

1

 

  

15

1

20

14

林 周平さん

KART KOZO.R

37"515

 

 

 

4

2"075

10

3

 

3"521

15

2

15

21

宮澤 一輝さん(15)

テック ミヤザワ

37"828

 

 

 

12

6"134

10

5

 

3"755

15

3

12

11

貝沼 隆史さん

KART KOZO.R

37"480

 

 

 

2

2"937

10

4

 

4"912

15

4

10

12

月岡 雅隆さん

KART KOZO.R

37"738

 

 

 

10

9"186

10

8

 

6"687

15

5

8

7

榊原 康人さん(24)

ASR

37"511

 

 

 

3

1"334

10

2

 

7"331

15

6

6

9

萩野 学さん

KART KOZO.R

37"721

 

 

 

9

9"430

10

9

 

7"513

15

7

5

1

藤井 亮輔さん (17)

ぶるーと

37"677

 

 

 

7

23"589

10

20

 

13"452

15

8

3

6

須藤 雄大さん(15)

ASR

37"690

 

 

 

8

8"985

10

7

 

14"371

15

9

1

8

大朏 智弘さん(18)

ASR

37"744

 

 

 

11

32"134

10

21

 

14"523

15

10

 

10

吉村 剛さん

KART KOZO.R

37"636

 

 

 

5

19"972

10

18

 

14"808

15

11

 

13

大坪 武司さん

KART KOZO.R

38"167

 

 

 

17

13"992

10

11

 

17"701

15

12

 

18

中牟礼 賢治さん(28)

T-WEST-RS

38"290

 

 

 

18

14"153

10

12

 

17"901

15

13

 

17

伊東 裕樹さん

T-WEST-RS

no time

 

 

 

21

20"726

10

19

 

20"114

15

14

 

3

松下 克彦さん

KEIN'S

38"070

 

 

 

15

16"173

10

16

 

20"376

15

15

 

16

吉田 和晃さん

T-WEST-RS

38"694

 

 

 

20

19"476

10

17

 

22"323

15

16

 

20

杉江 賢一さん

ASR

37"991

 

 

 

13

8"329

10

6

 

28"422

15

17

 

5

杉山 健吾さん(40)

T.グローバル

37"676

 

 

 

6

14"693

10

14

 

28"726

15

18

 

15

亘理 広裕さん

T-WEST-RS

38"317

 

 

 

19

14"876

10

15

 

1Lap

14

19

 

19

どすこい横沢さん(19)

のこった大学withぶるーと

38"059

 

 

 

14

14"358

10

13

 

1Lap

14

20

 

2

坪井 信二さん

KEIN'S

38"080

 

 

 

16

12"960

10

10

 

12Laps

DNF

21

 

 

決勝ヒート:Fastestlap

8 大朏 智弘さん  37"403