SL瑞浪シリーズ 第3戦 レポート

2009.4.5 瑞浪レイクウェイ

天気晴れ、最高気温20℃、温度18.828.8℃、湿度45%〜24

 

4月5日に行われたSL瑞浪シリーズ第3戦のレポートをお伝えします。

今回の参加台数は19台でした。僕は、前日の練習はんほとんどしませんでした。わざと自分達にプレッシャーをかけてレースに挑みました。お金の節約も出来るのでそうしました。

 決勝日は、朝から晴れていました。路面は前日の夜まで降っていた雨のせいでまだまだ濡れていました。

 

 公式練習の頃には、路面もかなり乾いてきました。走りすぎず、タイヤを良い状態にすることとマシンの調子をしっかり感じることに集中しました。マシンは、基本セットのままいけそうでしたが、エンジンの音がいまいち悪く、ストレートの伸びがありませんでした。

 

 タイムトライアルでは、ノイズボックスの変更をして挑みました。ダミーグリットで後ろの方に並び、追い上げながら、スリップも使いタイムを出す作戦でいきました。走ってみたらノイズボックスの交換が当たり、スリップも良いタイミングで使えて、トップタイムを出しました。

 

 予選ヒートでは、本当に激戦でした。スタートではアウトからスピードの伸びが良かった2番手のドライバーに2コーナーで抜かれました。すぐに取り返しましたが、その後もバトルは続きました。誰もトップ集団から逃げていくことは出来ませんでした。

 4月初旬くらいの時期は、とても空気が良く、誰でもスリップが良く効きます。そのせいで、すごい戦いでした。毎周2コーナーではスリップを使ったバトルがあり、周りのドライバーもかなり気持ちが熱くなっていました。そして5周目、ぼくは3番手にいました。2番がトップを2コーナーで抜いていくのにピッタリくっついていったら、後ろから4番手のドライバーに軽く押されて、2番のカートのタイヤに跳ねられました。跳ねてアウトに飛んで行き、コースアウト寸前でなんとか走れました。9番手まで順位を落としてしまい、トップ集団からかなり離れていたので、イン側のスタート列を獲る為にも9位でゴールしました。

 

 決勝に向けて、すぐに気持ちをリセットしました。追い上げるレースの方が気合が入ります。スタートからかなりの混戦でした。3周で5番手まで上がりました。そこから先も着々と順位を上げていきました。そして、トップまで追い上げ1対1の勝負になりました。2台で後続を離していたので僕は、ファイナルラップまで待ち、抜きにいこうとしました。

しかし、トップは、ファイナルラップの始まりからブロックラインを走っていきました。2コーナーで入れず、5コーナーでクロスラインを狙っていきましたが、それも塞がれて失速しました。次のタコツボコーナーでもいけず、S字コーナーでも進入から立ち上がりまで塞がれて、僕は何も出来ずゴールラインは、カート3分の1台分及ばず、2位でゴールとなりました。

 

 ファイナルラップでの相手の予想以上の動きに惑わされ、どういくか悩んでいる間にゴールがきてしまった感じでした。決勝中のファステストラップは僕がとりました。ぶっつけ本番で出場したレースで最速タイムを出せたのは、良かったです。

 今回は、今までになかったケースとして良い経験になりました。自分の理想どうりのレースじゃなくてもすぐに対応して最高の結果を残していくのがこれからの課題です。

 

 応援して下さった皆様、ありがとうございました。優勝でお返しすることが出来ず、すみませんでした。情けないレースになってしまいました。まだまだ足りない部分を補強していきます。次戦の岡山県の中山カートウェイで行われる全日本Jr第2戦では、更なる激戦が予想されます。どんな場面でも自分の力を出し切れるよう頑張ります。

いつも応援してくださる皆様への感謝の気持ちは、いいレース結果にして報告します。

これからも応援よろしくお願いします。

 

KART KOZO RACING

林  周平